2006年08月18日
繁殖とは…
ところで、そもそも何故私たちがめろんの繁殖を考えたか、それをお話したいと思います。
プロのブリーダーさんの中には、私たちの様な素人が自家繁殖をする事を、「無責任な行為」と否定的な見方をする方も多くいらっしゃいます。
それは、厳選された・良い血統のみをかけ合わせ続けない事には、将来的にその犬種のクオリティを維持できなくなってしまうという考え方によるものです。
それぞれの犬種は、先人達が苦労に苦労を重ねて造りあげてきたもの。
その考えは良く解ります。
(そもそも、全ての犬は元々雑種なのです。)
しかし、私たちはめろんを育てていてこう思いました。
犬を育てるという事は、“その生涯を見届ける”という事なのではないかと。。。
ほとんどの場合、愛犬は飼い主より先に亡くなってしまうものです。
悲しい事に、いつか私たちもめろんとの別れを受け入れなければならない時が来るのです。
そんな時に、めろんの子孫が残っていてくれたら、どんなに救われる事かと。
その思いから、この計画は始まりました。
お産をさせないのであれば、牝犬は避妊手術を受ける必要があります。
(病気の予防の為)
繁殖か手術か、私たちは迷わず前者を選択しました。
犬種も大事ですが、それ以上に私たちにはこの子だったのです。。。
ただし、しっかりと学び、正しい知識を持って臨もうと思いました。
かくして、私たちは待望のめろんの仔を手に入れる事が出来たのです。
まさに、感無量です。
さて、長々とお話しましたが、これからが本当の「めろんの育児日記」の始まりです。
母犬・めろんと私たちの悪戦苦闘の日々を、どうか皆様見届けてください。
宜しくお願い致します。
プロのブリーダーさんの中には、私たちの様な素人が自家繁殖をする事を、「無責任な行為」と否定的な見方をする方も多くいらっしゃいます。
それは、厳選された・良い血統のみをかけ合わせ続けない事には、将来的にその犬種のクオリティを維持できなくなってしまうという考え方によるものです。
それぞれの犬種は、先人達が苦労に苦労を重ねて造りあげてきたもの。
その考えは良く解ります。
(そもそも、全ての犬は元々雑種なのです。)
しかし、私たちはめろんを育てていてこう思いました。
犬を育てるという事は、“その生涯を見届ける”という事なのではないかと。。。
ほとんどの場合、愛犬は飼い主より先に亡くなってしまうものです。
悲しい事に、いつか私たちもめろんとの別れを受け入れなければならない時が来るのです。
そんな時に、めろんの子孫が残っていてくれたら、どんなに救われる事かと。
その思いから、この計画は始まりました。
お産をさせないのであれば、牝犬は避妊手術を受ける必要があります。
(病気の予防の為)
繁殖か手術か、私たちは迷わず前者を選択しました。
犬種も大事ですが、それ以上に私たちにはこの子だったのです。。。
ただし、しっかりと学び、正しい知識を持って臨もうと思いました。
かくして、私たちは待望のめろんの仔を手に入れる事が出来たのです。
まさに、感無量です。
さて、長々とお話しましたが、これからが本当の「めろんの育児日記」の始まりです。
母犬・めろんと私たちの悪戦苦闘の日々を、どうか皆様見届けてください。
宜しくお願い致します。
2006年08月18日
出産当日(その5)
かくして、めろんの生涯でも最大級のイベントは終わりました。
第一子(長男) 8:30誕生 154g
第二子(長女) 9:30誕生 128g
第三子(次女) 10:00誕生 130g
母体(めろん)産前3.8kg→産後3.1kg
後から思えば、失敗らしい失敗は第一子の胎盤を食べさせてしまった事ぐらいで、予定日ドンピシャで、時間も短く、特に苦しむ様子も無く、三頭は意外でしたが、それもかえって良かったのでしょう。
お陰様でド安産でした。
まったく、経験の無い私がめろんの頑丈さに救われた思いです。
かかりつけの獣医に連絡をしたところ、赤ちゃんの後ろ足の指を数えなさいとの事、どうやら親指があってはいけないらしく、そうであれば切らないといけないのだそうです。へえーっ、そうなんだぁ。
(大丈夫、三頭ともキッチリ4本でした。)
ここでルールを一つ、「里子を出すまで名前は付けない!」事にしました。
愛情が偏ってはいけないし、やはり里子にとっての主人は里親さんな訳で、その前に私たちが名前を呼んであげるのはお門違いだという思いからです。
そういうわけでお前たち、しばらくは「長男」・「長女」・「次女」だからな。。。
****左から長男・長女・次女です。****
第一子(長男) 8:30誕生 154g
第二子(長女) 9:30誕生 128g
第三子(次女) 10:00誕生 130g
母体(めろん)産前3.8kg→産後3.1kg
後から思えば、失敗らしい失敗は第一子の胎盤を食べさせてしまった事ぐらいで、予定日ドンピシャで、時間も短く、特に苦しむ様子も無く、三頭は意外でしたが、それもかえって良かったのでしょう。
お陰様でド安産でした。
まったく、経験の無い私がめろんの頑丈さに救われた思いです。
****おおーっ、ちゃんとお乳飲ませてる!****
かかりつけの獣医に連絡をしたところ、赤ちゃんの後ろ足の指を数えなさいとの事、どうやら親指があってはいけないらしく、そうであれば切らないといけないのだそうです。へえーっ、そうなんだぁ。
(大丈夫、三頭ともキッチリ4本でした。)
ここでルールを一つ、「里子を出すまで名前は付けない!」事にしました。
愛情が偏ってはいけないし、やはり里子にとっての主人は里親さんな訳で、その前に私たちが名前を呼んであげるのはお門違いだという思いからです。
そういうわけでお前たち、しばらくは「長男」・「長女」・「次女」だからな。。。