気まぐれな女神

phoenix

2010年08月31日 00:01

全頭の出走が完了した後は、プールでのフリータイムを楽しみながら表彰式を待ちます…この間も一切タイムは発表されず、最後まですべて判らない仕組み!色々考えても始まらないので、とにかく楽しみました。

なんせカメラをpenママさんに預け、自分も入水していたのですから…客観的に母娘の出来を見れていないのです!予測の材料となるものと言えば、それはライバルたちの誰が速かったかという事しかありません。


****お疲れさん、けっこうトシなのに頑張ったな。(嬉)****


まず強烈に印象に残ったのは、でんクンです!速さ云々以上に、フォームがらむねソックリなのです…外に水を掻き出す様ならむね独特の泳ぎ方、いつの間にか真似をして、自分の物にしていたのは大したモノです。

ただし飼い主さんによる入水はナシ、まぁよっぽどの事がない限り負ける事はないでしょう!こちらには筆者の入水ボーナスがあり、尚且つ波起こしの効果も加わっているのですから…ライバルは、同じ条件の子です。


****最もプレッシャーを感じた子、第3戦1位のメルちゃん!****


負けるとすれば、この子でしょう…他の候補も速かったですが、筆者の見た感じ一番の出来でした!他には姫ちゃんで、速さ以上に一緒に入水したpenpen氏華麗なパフォーマンスにより、加点があり得る為です。

ルールには芸術点というワケの判らない要素もあり、これが一体どれほど結果に影響を与えるモノなのか…えもいわれぬ不気味さを感じていた折、やがて表彰式が始まり、下位から順番にコールされていくのでした。

まずはめろん、どうせらむねより先だろうと、いつコールされるかと待っていましたが、5位まで来ちゃいました!母娘とも4位以内だと喜んでいると、4位姫ちゃん…続けて3位メルちゃんであると告げられたのです。


****あえて昨年と別のタオル、これもまた筆者の趣味。(爆)****


この時点で、我が家のワンツーフィニッシュが確定、前犬未到のV2達成!更に次席がめろんという最高の形で…と興奮した直後、続けて耳を疑う様な衝撃が我が鼓膜を振るわす事になるとは思いもしませんでした。

年間1位はめろんちゃん、新王者誕生です!

会場は、えええ~っ?というどよめきに包まれました…3位の発表までが終わった時点で、筆者を含む多くの方がらむねのV2を疑わなかったでしょう!しかし、栄光のコールを受けたのは母親の方だったのです。


****第10位、筆者のスペルが違うのはご愛嬌。(苦笑)****


本気を出せばらむねより速いと、そのパフォーマンスを認められながら…気まぐれな性格と6歳という年齢から、まったく期待していなかった筆者です!この日に限って、その気まぐれが最大限に作用したワケですか。

かくして、思いもよらない形での王座陥落、そして6歳という高齢新王者の戴冠と…我が家にとっては、もう驚きの連続となった大会最終日でした!これにより、我が家は母娘王者の離れ業をやってしまったのですよ。

しかも、母親が後というサプライズ付きで…よもや来年7歳となるめろんだけにV2はあり得ないでしょうが、まるで阪神タイガース:金本外野手の様な偉業達成に、あえてこう言いましょう!キミこそ中高年の星だと。


****超豪華優勝賞品、今年は“奇跡のめろん様パス”です。****


避妊手術による若返りに、この年齢にして急にハマり出したボール遊び初泳ぎの時の出来の良さと、第3戦でのギャップ…今になって思えば、すべてはめろん様の優勝フラグだったって事ですか!しかし驚きです。

昨年の更に上を行く豪華優勝賞品は、その子だけでなく世帯全頭に有効なドッグランおよびプールの1年間フリーパス!とんでもない価値ですね…ずっとめろんの分だけ払っていましたが、それさえ無くなろうとは。

これ以上何も望むことがない様な、最高の結果である事は言うまでもありませんが、それ以上に今年の夏も本気でアツくなれた事を嬉しく思います!応援して下さった皆さんに関係者の方々、そして何より…らむねの王座を大いに脅かしてくれた、最高のライバルたちに感謝しております。

だからプールは面白い!振り返れば、めちゃめちゃ熱い夏でした。。。

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