らむねが旅立って間もなく、
まるで後を追うかように、
今度はめろんが行ってしまったのは、
一昨年の末から年明けにかけてのことでした…あれから僅か2年も
経たないうちに、
こんなにも悲しい運命が待っていようとは。
9歳という若さで、その生涯を終えてしまった
わさこ、いつも当たり前に我が家で過ごしていたかつての3頭ですが、今や
誰もいなくなりました。
****改めて、良い時間だったなと思います。****
わさこの傍には常に上の2頭の姿があり、
3頭飼いの末っ子として、生涯の大半を過ごしたことになりますね…
そんな2頭に厳しさも頼もしさも感じていたと思いますが、
その背中を追いかけながら育っていった子です。
実際、飼い主として、
それほど多くのことを教えたわけではありません!なんでもかんでも、母娘の影響を受けながら、
勝手に覚えた感じでした。
****我慢できずに、時々こうしてキレてましたけど…。****
特に、
もともと仔犬の世話を焼くのが好きな、実の姉でもある
らむねとは、期待通りに良いコンビとなっていきました!
わさこを迎えて以来、
らむねが他の仔犬にあまり興味を示さなくなったのは、本当に
印象的でしたね。
この姉とは、飼い主以上に強い信頼関係、主従関係で結ばれていたように思います…とにかく、姉の方が
わさこを放っておいてくれませんので。
****こんな風に、いつも引っ張り回されていました。****
晩年、その
らむねが
自力で歩けなくなった時期がありましたが、不思議なもので、そうなると自ら
寄りそうようになっていったんですよね…どちらかと言えば、姉から逃げ回る姿をよく見ていただけに、ちょっと
意外でした。
その頃には、もう
立派な老犬になってしまっていた
めろんに対しても、同様に接していたものです!そういう、独特な
優しさを持っていた子です。
****こういう姿には、心打たれるものがありました。****
そんな子が
立て続けに上の子たちを失い、訪れた
1頭飼い生活の日々…飼い主の愛情を
独り占めと言えば聞こえは良いですが、実際はそう単純な話ではなかったのでしょう!
根底から、
環境が変わったわけですし。
その後にらいむを迎え、
再び多頭飼いの状態にはなりましたけど、決して以前と同じではないんですよね!今度は、
上の子の立場ですから。
****それなりに、姉の真似もしていたのでしょうか。****
らいむとの出会いからちょうど1年という、
あまりにも短すぎる2頭飼い生活でした!それでも、仔犬にとっては
とても貴重な1年だったと思いますし、たった1年でも、この時間があって本当に
良かったと感じています。
この間に学べたことも多々あったでしょうし、何より
わさこは良く面倒をみてくれていました…おかげで、
らいむはとても元気に育ってくれています。
****お見送りには、仲間たちも駆けつけてくれました。****
もしかすると、上の2頭を失ってしまった
あの日から…
わさこは、ずっとあの子たちの所に行きたがっていたんじゃないだろうか?
ふと、そんなことを考えてしまいました!いつも、あの子たちの後を
ついていっていたので。
ところが下の子が
来てしまったものだから、1年間だけ、1頭目の責を果たしてくれたのかも知れません!上の子たちに、
そうして貰ったように。
****斎場に併設のランにて、さっそく試練の時です。****
それにしても、
らいむが初めて単独でのお出かけを、
オフ会という舞台で果たしたかと思ったら、その
帰りも待たずに行ってしまうなんて、それは急ぎすぎじゃないか?と言いたいです!
せめて、出迎えてやれよと。
それほどまでに、あの子たちとの
絆が強かったということでしょうかね…飼い主としては、なんだか少し
寂しいですが、そう考えようと思います。
****いつまでも甘えん坊な、永遠の末っ子なんですね。****
赴任中の帰省時に旅立ち、筆者がこちらにいる間に、
きっちり送ってあげることができました…
こういう所は、
上の2頭の時とまったく同じです!こんな状況であってもなお、
それだけは無理なくやらせてくれるだなんて。
わさこが遺してくれた、本当に宝物のような、この1年という時間、これを糧に
らいむとの日々を過ごしていこうと思います!あの子を可愛がってくれた皆さま、見守っていてくださった皆さま、本当に
有難うございました。。。
Please watch over our youngest!