かぐフィナーレ

phoenix

2009年12月10日 21:12

『めろん…』シリーズ スピンオフ企画

『かぐらの育児日記』:完結編

かくして、今ここにもう1つの育児日記が終わりを迎えたのでした。
思い起こせば、あれはめろんのお産を間近に控えた、6月も終わりの頃…貞治クンと神楽ちゃんが、自然交配を果たしたとの連絡を受けました。

7月にめろんが、そして8月には神楽ちゃんが…まるで今の姿を暗示していたかの様に、周囲が仔パピだらけになるイメージはあったのです!少々は違いますが、こんな日々が来ると思ってはいたんですよね。

きっと我が家も育児で忙しいだろうし、あまり神楽ちゃんの事を書いてあげられないかもな…なんて思っていましたが、皮肉にもそれが出来る環境となったワケです!『かぐらの育児日記』は、こうして始まりました。

それこそ、本編再開の直後でした…たしか。


****左の2頭と右の2頭、顔の系統がキッチリ分かれます。****


はなびの事があったばかりで、恐怖に似た感情さえ抱いていたあの日…でも、この出来事に関わったからこそトンネルを抜け出す事が出来たのでしょう!帰り道の晴れがましい気分は、ハッキリと記憶に残っています。

ここでメサイアという表現を使いましたが、心からそんな風に思えました…それだけ、あの時期に再び対峙したこの出来事は、筆者にとって意味が大きかったのです!本当に、この子たちには救われた気がします。

また悲しい結末に終っていたら…と考えると、こうして2頭が立派に巣立って行った事がただ尊く、とんでもなく価値のある事に思えるのでした。
元気に育ってくれた!その素晴らしい結果に深く感謝したいですね。

神様は、そこまで無慈悲ではなかったです。


****全ちび集合!それにしても、よく撮れましたね。(笑)****


そして、気付けば増えて行った同世代の仔たち…再び5頭が揃うのは、すごく難しいと思います!すずねちゃん響クンはいずれ引越す可能性が高く、近くに残ってくれそうなのは苺ちゃんでんクンだけなんですよね。

実は、そればかりでなく…貞パパ自身もまた、来春からは仕事の事情で九州を出るかも知れないのです!そうなると、当然貞治クンと神楽ちゃんも居なくなってしまうワケで、なんだか急に寂しくなりそうな気配です。

すべては、その時になってみないと判らないにしても…やはり、最高に楽しい時間というのはそう長く続かないもので、祭りには確実に終りがあるという事でしょう!本当に残念な展開ですが、そういうモンだと思います。

また、新たな祭りを始めりゃイイのですよ!


****いま気付いた!コソッとらむねが写ってます。(爆)****


今から3年前むさしあんずを送り出した時…筆者の胸に去来するものは、寂しさよりもむしろやり遂げた充足感に他なりませんでした。
貞パパは今、何を思うのでしょう?それはまた、聞いてみるとしますか。

今後は貞パパ家の娘でなく、姫ちゃん家の2頭目として苺ちゃんを書いて行く事になるでしょう!そして、貞治クンと神楽ちゃんは2子の親から母娘のお友達に戻ります…ですから、これで『かぐら日記』は完結します。

繁殖者の貞パパが、イチマサの飼い主となったご両家の方々が、そしていつもご覧下さっている読者の皆様が…時々でも、懐かしくこのカテゴリを開いてくれる事があれば、それは筆者としてこの上ない喜びです。。。

最後に…神楽ちゃん、本当にお疲れさま!

『かぐらの育児日記』 おわり

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