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プロフィール
phoenix
phoenix
性別: 
血液型:A型
生息地:福岡市
原産地:大阪市
出生年:1970年代の早め
妻と愛犬たちと一緒に暮らす会社員、休日と言えばコイツらと遊ぶばかりです。
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2006年08月18日

出産当日(その5)

かくして、めろんの生涯でも最大級のイベントは終わりました。


****左から長男・長女・次女です。****


第一子(長男) 8:30誕生 154g
第二子(長女) 9:30誕生 128g
第三子(次女) 10:00誕生 130g

母体(めろん)産前3.8kg→産後3.1kg

後から思えば、失敗らしい失敗は第一子の胎盤を食べさせてしまった事ぐらいで、予定日ドンピシャで、時間も短く、特に苦しむ様子も無く、三頭は意外でしたが、それもかえって良かったのでしょう。
お陰様でド安産でした。
まったく、経験の無い私がめろんの頑丈さに救われた思いです。


****おおーっ、ちゃんとお乳飲ませてる!****


かかりつけの獣医に連絡をしたところ、赤ちゃんの後ろ足の指を数えなさいとの事、どうやら親指があってはいけないらしく、そうであれば切らないといけないのだそうです。へえーっ、そうなんだぁ。
(大丈夫、三頭ともキッチリ4本でした。)

ここでルールを一つ、「里子を出すまで名前は付けない!」事にしました。
愛情が偏ってはいけないし、やはり里子にとっての主人は里親さんな訳で、その前に私たちが名前を呼んであげるのはお門違いだという思いからです。
そういうわけでお前たち、しばらくは「長男」・「長女」・「次女」だからな。。。  


Posted by phoenix at 16:00Comments(3)出産当日

2006年08月17日

出産当日(その4)

何と、ベッドがべちゃべちゃに濡れてしまっていたのであった。
よっぽどめろんのお尻の毛が湿っているのだろうと思っていると、どうやら様子が変なのである。

そこには何故か羊膜に包まれた赤ちゃんが!!

X線の結果2頭と言われていたので、もう終わりと信じ込んでいただけに、始めは我が目を疑ったのでしたが、そこはすぐに冷静になりました。
もう1頭いたんだぁ。。。

第一子・第二子の羊膜は胎内で破れてしまっていたのですが、包まれたまま出て来てしまった場合、早く破ってあげないと窒息してしまう事もあると聞いていたので、エイッと指で破り、第三子を取り上げる。
そしてその後はもう慣れたもの…。かくして予定外の第三子を授かってしまったのでした!!


****そうか、君もいたんだね。****


今度も女の子でした。
これは困った、第二子と第三子のどちらを残したものか。。。
しかもどうせ妻は「どっちも残す!」と言うんだろうなぁ…。
それはそうとしてめでたしめでたし、驚きはしたけど、今日最大の嬉しいサプライズでした!!icon97icon97


****頑張ったね、めろん****


それにしてもデカしたぞ、我が娘よ。
終わってみればすごい安産で、私が慣れてさえいれば何の問題もなかったんだろうに。。。
ごめんな、父ちゃんが素人なばっかりに。icon198

神サマ、ありがとう!
ブリーダーのNさん、そしてダンナのRくん、良い子をありがとう!
そして応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
めろんは本当に幸せモノです。icon01
本当、見守って頂いた全ての方に心から感謝します。どうもありがとうございました!!

時計を見るとAM10:30、予想外に短時間でしたが、それにしても疲れたぁ。。。
ところでオマエ、本当にこれで全部だろうな。(つづく)
※予告:出産当日シリーズは次回完結予定!  


Posted by phoenix at 13:16Comments(6)出産当日

2006年08月17日

出産当日(その3)

高校野球を観ながら、時々めろんの様子を伺うこと約30分。
長いときは、次の陣痛まで4時間程のブランクがあったりすると聞いていた事もあり、またそれ以上かかると獣医に連れて行ったほうが良いとの事だったので、「まぁ、まだまだだろうな」とのんびり構えていたところに…、
ゲッ、もう出て来たし!!
特に苦しむ様子もなく、カンタンに第二子を産み出すめろん。
オマエ、そんなカンタンでいいのか!?と思いつつ、今度は間違いの無い様にへその緒をゆっくりと引っ張り、胎盤を取り出す。。。
止血→へその緒カット→産湯と続いて、ハイ出来上がり!


****おつかれ~!****


そう言えば、出てくるはずの第一子の胎盤が見当たらないぞ!
見るとめろんが口をモゴモゴと、「ウマいクチ」になっているではないか!!face08
そうか、そうなのか。。。ああ、食べちゃったんだなicon41これでしばらく下痢確定だぁ。
まあ仕方ない、ちょっと掃除が大変になるだけだし、これは許容しようか。

色々あったが、お疲れさん!
何はともあれ、大きな問題も無く、安産で本当に良かったよ。
ちなみに第二子は待望の女の子でした。
もとから男の子は里子に出す事になっていたので、こっちがウチの子になる訳です。


****何と、背中がめろんとほぼ同じ模様です。****


私も疲れました。。。さあ、めろんよ、ちゃんと赤ちゃん達の面倒見るんだぞ。face02
ところがめろんはサッサとお気に入りの自分のベッドへ直行。
「コラコラ、オマエそりゃダメだろう。」と連れ戻しに行ったのですが、ベッドでくつろぐめろんに異変が…!(つづく)  


Posted by phoenix at 11:23Comments(0)出産当日

2006年08月16日

出産当日(その2)

アレっ!?めろんの足元に何かいる!!


****第一子誕生!!****


へその緒が繋がったままで、まだ胎盤はめろんの中。
一体どうすりゃいいんだろうって事で妻に電話。。。「とりあえず切れ」との指示。
本で学んだ通り、糸できつく縛ってから熱湯消毒したハサミでエイッ!


****男の子でした。****


産湯をつかり軽く拭いてあげてから、心配そうに見ているめろんに返す。
すると、ちゃんとお乳をあげているではないですか!!


****なんか安心****


ここでブリーダーさんに報告の電話。状況を話すと、「胎盤出てないなら切っちゃダメですよ。」とのアドバイス…、って言うかもう遅いって!!icon41
どうも胎盤は“引っ張り出す”が正解だったらしい。とは言え、第二子誕生時にどうせ出てくるから、その時は胎内に残らない様、ちゃんと引っ張り出してから切れば良いとの事だった。
なるほど、勉強していたつもりだったけど、実際やってみると解ってないもんです。

ちなみに母犬は本能的に胎盤を食べてしまうとの事。決して悪くはないそうですが、別に食べなくても良い上に、これを食べる事で産後何日間かお腹を下してしまうそうです。
よしっ、意地でも取り上げてやろう!!

さて、そうこうしている間に時刻はAM9:00、次の破水を待つのみです。。。(つづく)  


Posted by phoenix at 18:40Comments(7)出産当日

2006年08月16日

出産当日(その1)

AM6:00、妻の悲鳴で目が覚める。
家中あちこちに粗相の跡!
主人である私が目覚めたというのに、いつもの「儀式」はなく、全く無関心な様子。
なにかいつもと違う雰囲気を感じずにいられない。
そして命令もしていないのに自らサークルに入ってしまうという、普段はあり得ない行動。。。
「今日か!?今日なのか!?」


****ハァハァ言ってます****


それにしても予定日ピッタリの63日目だなんて…、そんなカンタンな話でいいのか!?

とりあえず産室もバッチリ用意、この日の為に今日から盆休みに入る事もあり、何とも言えない緊張感が走る…。

****妻の作品です****


その時妻のクチから耳を疑う様な言葉が・・・、「バイト休めないからヨロシク!」
ええーっ!!、マジっスかぁ!?icon196
大変な事になった。
どうやらこの難局を完全に自力で乗り越えなくてはならなくなったらしい。

サッサと出て行く妻を見送った、その約30分後!!(つづく)  


Posted by phoenix at 17:57Comments(3)出産当日