『めろん☆クロニクル』

これまた年末、私の帰省中のお話です。
妻から電話で報告を受けたのですが、正直なところ最初は何を言っているのかよく解らなっかたのでした。

家の中には妻・めろん・らむねの3人、妻はトイレに行こうと思い、母娘を置いて廊下の柵をまたいで行ったのだそうです。
ここで言う柵とは、母娘が勝手に奥の部屋へ行けない様に、廊下に設置してあるゲートの事を指しています。

トイレから出て部屋に戻ってみると、そこにはめろんが居るだけで、おかしな事にらむねの姿がどこにも見当たりません。
「らむー！」と、声に出して呼んでみたところ…。




エエーッ!?

「何でそっち側に居るの？」と思ったそうですが、そりゃあそうです。
この柵を設置してからというもの、意図的に連れて行った時以外は、母娘が柵の向こうに居る事などありませんでした。

つまり、これを越える事などめろんにも出来ない筈なのです。
かと言って、カギが外れていてゲートが開いたと言う事もありません。




普通に跳び越えてしまったのでしょうか？しかしながら、それ以来妻も私も跳んだところを目撃してはいないのです。

本当に跳び越えたのだとしたら、大した運動能力です…。
そうとは考えにくいのですが、駆けっこ無敗のめろんの娘であり、その上これまで何度も私たちを驚かせてきた跳躍力を持つらむねの事です。
なんだか、ヘンに期待をしてしまうのでした。

その真実とは一体…？
他にどの様な可能性が考えられるでしょうか？ご覧頂いてます名探偵の皆様、どうか教えてくださいっ！